矯正歯科で受けられる治療内容とメリット

Last Updated on 2週間 by eweenaw

この記事はこんな人におすすめ

・歯並びを綺麗にしたい
・矯正歯科治療に関して知識を得たい
・矯正歯科の医院を探している

子供の時から歯並びが悪いことがコンプレックスで、きれいな歯並びを手に入れたいと考えている方は少なくありません。
きれいな歯並びは見た目がきれいになるだけではなく、歯のケアがしっかり行えるようになるので歯並びが悪いことで起こりやすかったみがき残しによる虫歯や歯周病などを未然に防ぐ効果が得られるなど、様々なメリットを受けられる特徴を持っています。
歯並びをきれいにする治療を受けるには、矯正歯科の治療を行っている歯科クリニックに相談する必要があり、矯正歯科ならば矯正治療の経験と知識を持つ歯科医師や歯科衛生士がいるので、安心して治療内容について相談をすることが可能です。

矯正歯科で実際に行われている治療内容

では矯正歯科で実際に行われている治療内容ですが、患者さんによって歯並びの状態や希望する歯並びになるための治療内容は異なるので、まずはどのような治療の方法があるのか特徴やかかる費用などをしっかり把握しておきましょう。
治療は大きく分けてワイヤータイプとマウスピースタイプの2種類があり、ワイヤータイプもさらに表側矯正と裏側矯正、ハーフリンガルの3種類に分かれていき、マウスピースタイプもインビザラインとキレイラインの2種類に分かれます。

豊中で矯正するならここのインビザライン(マウスピース矯正)がおすすめ

ワイヤータイプ

まずワイヤータイプはブラケットと呼ばれる矯正装置を歯の面に装着し、ブラケットにワイヤーを通して歯を動かしたい方向に適切な力をかけることで、歯を移動させて歯並びを整える治療法となります。
この方法はブラケットの装着位置であったり、ワイヤーの通し方など高度の技術が求められ、美しい仕上がりにするためには歯科医師の技術力と経験に左右される治療方法なので、この方法で治療を受けようと考えているならば歯科選びは念入りに行う必要があります。

表側矯正

ワイヤータイプの中でも表側矯正の場合ブラケットと呼ばれる装置を歯の表側に装着することで、ブラケットとワイヤーをつないで動かしたい方向に適切な力をかけることで歯を移動させ整えます。
見た目の面ではマウスピースタイプと比較すると治療中であることが目立ちやすいですが、最近では目立ちにくい審美ブラケットやホワイトワイヤーといった矯正装置を使用することで、多少目立ちにくくすることが可能です。
表側矯正を受けるメリットは適用範囲が広いことが挙げられ、裏側矯正やマウスピースタイプよりも歯を動かす力が強く、抜歯を行った場合に空いたスペースを埋めるために強い力が必要となるのでこの方法が使用されるなど、複雑な歯並びにも対応することができます。
またこの方法なら歯の外側に専用装置を装着するので、発音する際に舌に装置が触れる心配がなく発音への影響や違和感が少ないこともメリットの1つです。

裏側矯正

ワイヤータイプの2つ目である裏側矯正は、歯の裏側にブラケットを取り付けて装着して歯を移動させます。
表側矯正と比較して複雑な形状をしている裏側に矯正装置を装着する必要があるので、歯科医師の技術が求められる治療であり手間とコストがかかるので費用も表側矯正よりも高くなる注意点があります。
しかし矯正装置が目立たないので、見た目を重視する人にとっては大きなメリットがあります。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正は上顎を裏側矯正、下顎を表側矯正で行う方法であり、表側矯正よりも目立ちにくく裏側矯正よりも費用を抑えられるメリットを持っています。
ただし注意点としては上下に表側矯正を行うよりも費用が高くなることや、適用範囲が限定されるのでどのワイヤー治療が向いているかまずは歯科で相談をすることが重要です。

マウスピースタイプ

もう一つの治療方法であるマウスピースタイプは、デジタル技術によって自分の歯並びに合うマウスピースを作成し、それを装着することで歯並びを治していきます。
治療段階に応じて新しいマウスピースを変更していく必要があり、歯並びをきれいなものに整えていく治療法なので、歯の表面や裏面にブラケットやワイヤーを装着するワイヤータイプと比較して、治療を行っているのが目立ちにくい特徴を持っています。
使用しない時は手軽に取り外すことができるので、以前はワイヤータイプが治療の主流として利用されていましたが、最近はマウスピースタイプを選択する患者が増えており、現在世界中で数百万人がこの方法で治療を行っています。

マウスピースタイプのメリットは、最も目立ちにくい治療方法であることが挙げられます。
歯並びを整えたいけれど装置が見えてしまうのは恥ずかしいという方にとって、理想的な治療方法といえます。
メリットは他にもマウスピースは常に着用することが原則ですが、大切な場面に外したい時などに簡単に取り外すことができます。

まとめ

またワイヤータイプによる歯の痛みやワイヤーで口内を傷つけてしまう、装置が外れるといったトラブルが起こりにくく、通院の頻度を最小限に抑えることができる点が挙げられます。
ただ注意点としては装置の取り外しが簡単な反面、患者自身の自己管理能力が問われる治療なので、1日のうち20時間程度の装着をきちんと続けられる人ではないと歯並びはいつまでたっても整いません。
自己管理がきちんと行える人のみ治療を受けるようにしましょう。